ドラマレビュー:「医龍」第3話
第3回、「朝田-藤吉」という縦糸がまずしっかりとあって、
そこにそれぞれの登場人物のエピソードという横糸を織り込んでいった感じ。
縦糸のストーリーが好きな話(わかりやすい話)だったので、また1時間があっという間でした。

てなわけで今回は、あらすじ追わずに人間を追ってみたいと思います。




朝田と藤吉。この二人は対極的なようで、実は根っこに流れるものは似通っているように思う。
「なにが患者のためなのか」を真摯に見極めようとする心。
朝田の場合、それがゴッドハンドにつながるわけだし、
藤吉の場合は、亡くなってしまった患者に対する土下座に象徴されるような態度につながるわけで。

「患者は生身の人間」と考える藤吉(佐々木蔵之介)の背景には、
自身の病気と家族の病気、という難題が待っている。
藤吉ほどの名医なら、「今、どの治療をするべきか」は判っているんだろうけど、
自分のポリシーは曲げられないんだ、というところかな。
佐々木さん、時に熱く、時に冷静な演技がさすがです。
目が綺麗だなぁ、と思ったらコンタクトだね。目のアップで気になるコンタクト。
佐々木さんのメガネ姿も個人的にはお待ちしております(笑)

朝田は「患者を切ること」に対してあえて何の感情も持たない。
それが伊集院に対してのアドバイス「切って切って切りまくれ」にも見て取れる。
そんなアドバイスを受けた伊集院君だけど、まだ朝田組に入るには躊躇してるみたい。
でもこの人しつこそうだよ(笑)それは伊集院君も感じてるみたいだけど。
伊集院君、すっごく悩んでるのがわかる。朝田の腕の凄さは認めているし
(むしろ憧れに近いものを感じてるんじゃないかな?)
自分にその力を付けることはマイナスではない、というのもわかっていそう。
でも彼は上手く立ち回りたいんだよね。
だから朝田に巻き込まれたくない。けれど否応なしに巻き込まれている。
そのへんのジレンマを徹平ちゃん、非常にわかりやすいリアクションで表してくれてます。

そんな悩み多き伊集院にちょっかいをかけてくるのがコリッキー木原センセイですが、
「あんまり悩んだら禿げるよ~」という自分のデコがM字ハゲ。
デコ撫でながら言えば良かったのに(笑)

このへんの「悩む人々」に対して、「権力大好き」な人々は実にチョロチョロと…
ERの鬼頭教授(夏木マリ)も絡みはじめましたねぇ。
夏木さん、流石の貫禄です。絶対裏がある!と思わせてくれるもん。
この夏木さんに対抗するのが加藤(稲森いずみ)ってのは線が細い気がするな。

藤吉の娘のエピソードは結構辛い。同じ年頃の子どもがいると、
どうも自分の子どもに置き換えて見てしまうねんなぁ。
しかし急に倒れるのが佐々木さんとは思わなかった!!
あの応急処置のシーンは手に汗握りました。「ええ~!?こんなところで切るの?」って。
指入れるのとか怖いよ~(泣)ぼくちゃんと一緒に車に隠れたいよ~(>違う目的!?)
伊集院はあくまで保身。車に立てこもるのが「まだ朝田組じゃない」という抵抗にも思える。
でも結局、巻き込まれちゃうねん(笑)巻き込まれてまた、朝田の凄さを実感するんだなぁ。
彼がチーム入りを決意するには、何かもうひとつ大きなきっかけが必要な気がする。

そんな伊集院よりも先にチーム入りを「みずから決めた」藤吉。
このへんの二人のやりとり、佐々木さんは良かったんだけど、坂口さん…
あくまでクールを貫こうという姿勢なんだろうけど、もうちょっと抑揚が欲しい気がする。
二人の間に通ずるものが、そうすればもっと伝わるのにな。

…仲間が増えたらマヌケな龍も登場するんですけど(T T)
公式HPにもついに仲間入りしちゃったよマヌケ龍。
ホンマにあの★メダルどっから出てくる!?
「優秀な看護士」ミキ、今のところこのメダル係とスパイみたいな係だけで、まったく優秀に感じられないのが辛いよ~(>_<)
あ、木原先生を一瞬惑わせたのは優秀ってことか?(笑)
[PR]
by yasuminn19 | 2006-04-28 22:07 | Drama
<< 隠しトラック 「医龍」第3話 チーム2人目候... >>