ドラマレビュー:「医龍」第5話
いよいよ、バチスタ手術に向けて動き出す!
でもその前にハッキリさせてほしかったこと。
それは…

「加藤先生、何者?」

それが今回明らかになりました。




加藤先生の野心ばかりが今までは先走りして、
なぜ出世にこだわるのか、
なぜ朝田にこだわるのか、
そのへんがイマイチ判らなかったのですが、今回「過去」が見えたことで
すこし加藤先生のことも見えてきた。

もともとは「大学病院を変えるために」偉くなろうと決めた加藤。
そんな若かりしころの彼女を支えた看護師長が、
今回「バチスタ手術候補」として運ばれてきた患者・奈良原だった。

もともとは優しくて熱い女性だったんですよね、加藤は。
けれど長くここに居たら、何かが狂ってくるのかもしれない。
自分ひとりが動いているのではなく、様々な人の思惑のなかで動いているのだから。

今の加藤に必要なのは「確かな成功」だけだ。
野口教授もそのことを念押しする。
バチスタチームに研修医の伊集院を、という加藤の申し出に対し
野口は異を唱えるが、「テストをする」という条件で了解を得る。

「確かな成功」だけを加藤が追求するまでの道のりには、
加藤の確かな技術があったように思います。
成功が続くと失敗が怖くなるんだよね。
だから伊集院の抜擢は加藤にとっても賭けだったと思うけど、この研修医、
朝田にもまれて成長してましたよ。
でもあの施術のどこが「驚くポイント」だったのか、素人にはまったくわかりません(^^;)

朝田は二人の候補患者のカルテを見比べて、加藤に進言する。
だが加藤は「何を選択するべきか」見極められずに苦しんでいる。

ここで奈良原を選ぶきっかけとなったのが、救急で運ばれてきた奈良原の息子なんだけど、
ちょっとこの人、ぼくちゃんを蹴飛ばしたよ~!!
しかもぼくちゃん、蹴飛ばさたからか、タトゥーが見えたからかビビってるし!!
でも結構な親孝行息子さんでした。

結局加藤は、バチスタ手術1例目の患者に奈良原を選んだ。
野口はそのことに危機感を感じ、1度目が失敗したら2度目はない、と脅すが、
加藤は動じなかった。
そんな加藤の失敗を望む者も多くいる。霧島も動き出す。
加藤が動き出した裏で、様々なものが動き出していた。

加藤の「ブラックファイル」、それを彼女が厳しい顔で開いた翌日には必ず誰かが飛ばされる、
なんて木原は言ってたけど。
それは加藤がこの手で救えなかった患者さんを綴ったもので、
初心を忘れない為にそれを開き、そのために今自分がするべきことを見極める、
ということなんでしょうか。
加藤が朝田にこだわるのは、ただその技術だけでなく、
奥底に流れるものが同じだからじゃないかなぁ、と思った。

一度目に見た時は加藤に対し
「手段だったのが目的にすりかわってしまっていた」
つまり教授になって大学病院を変える、そのための「教授」という座が
いつの間にかその権威だけを追い求めていたんじゃないかと思ったんだけど、
二度目に見て、そしてこうやって思い返していくうちに、
やっぱり加藤の「芯の部分」は変わっていない気がしてきた。
そこに訴えかけられるのが、医局に染まっていない朝田であり、伊集院であり。
伊集院が、加藤にも何か影響を与えていくことを今後期待したいなぁ。

染まってしまうこと
流されていくこと
でもその中で「芯」だけは変わらないこと。
なんか色々考えちゃいました。いろいろと。

…ハダカでイメトレ。どうもです(笑)
今日は龍の痣が一段とクローズアップされてた気がするんですけど。
そのうちマジで青く光ったりしませんよね!?(怖)
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by yasuminn19 | 2006-05-14 08:42 | Drama
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