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ドラマレビュー:「医龍」第7話
過去とプライド。
今回の話を一言で表すなら、そんな感じでしょうか。

霧島軍司(北村一輝)の過去。
大病院の経営者・医院長の家に生まれ、幼い頃から
「医師になる」ことを目標に生きてきたであろう男。
周囲の期待に違わず、エリート街道を歩いてきた男。
プライドの塊ですわな。
その経営者・医院長の愛人の子として生まれたミキが霧島家に入ってきた。
これ…霧島の目つきが怪しいですけど、ミキに普通以上の感情を持ってるの?
あんな女子高生コスプレですけど。(この不自然さは狙ってたのか?)

そんな霧島と朝田は大学病院の同僚だったのね。
プライドの高い霧島さえ一目置いてしまう朝田の技術。
けれどどこかで「臨床しかしていない医者は本物ではない」と思っているから
朝田より自分の方が上だ、と思っているんですな。
(確かに朝田先生…論文書かなさそうやし。イメトレは得意だが論文はダメっぽいよ)
その「上下関係」がある1件の手術で砕かれてしまう。
認めたくないよねぇ。特に霧島みたいな人は。
それをミキが直接本人に言ってしまうもんだから!
一緒に暮らしてて「ハイそれ地雷踏んだ~」ってわからへんか?
だから顔グニュ~ってされるのよ!(あれはある意味女優生命懸かってませんか?)

まぁ立ち回りの上手な霧島は、うまく朝田を陥れるのに成功するわけですけど
あそこで言い訳をしないのは、朝田のプライドだったんだと思う。
ところで初めてわかったのは、あの第1話の「掘っ立て小屋生活」
あれは霧島の根回しのせいだったんですね~!
それを加藤が拾ってしまったもんだから。そら霧島も怒るわな。
どうして俺の周りの女は朝田を崇めるんや!てなもんでしょう。
加藤先生は「男として」は霧島に軍配上げてたみたいですけど。それじゃダメなのかな?
あんな泣くほど好きだとは思ってなかった。
そして雨の中泣き崩れる加藤に傘を差し出す朝田…はなんで濡れてるの?
本日2度目のサービスショット?


そしてもう一人、荒瀬門次(阿部サダヲ)の過去。
麻酔医として最高の腕を持つがために、危険な新薬の開発に関わり、
そして自らの「医師」としての倫理観を捨てたように思えた。
最高の腕があるがゆえの悲劇、というのかな
お金でしか動かなくなるのも、頷けました。
「最高の麻酔医なら、最高の外科医と組みたくなるはずだ」
この一言が荒瀬のプライドを揺すぶり、過去を消し去れるのか?といったところです。


ところで冒頭のシャワーシーン、「お!」と喰いついたのは私だけ?
何やら原作には「伊集院君がシャワーに打たれる」シーンがあると聞いてたのですが…
朝田先生…
イメトレは着衣でしたが、1日1裸はもはやお約束!?
by yasuminn19 | 2006-05-27 18:20 | Drama
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